製品情報product information
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吸着式冷凍機 [水気化熱式]
水の気化熱を使う 吸着式冷凍機 は
低温の排熱で動く冷凍機です。
■吸着式チラーとは？
● 65℃の温水があれば、10℃～15℃の冷水を電気を使わず(*)作れます。
：10kWタイプ・30kWタイプ の２種類があります。（*圧縮機を使わない吸着式のため、クーリングタワー、ポンプ、制御に最低限の電気は必要です。）
● 電気COPは10
：クーリングタワー・ポンプ・制御を含め、10kWタイプの場合、1kWの電気で10kW (**) の冷却が可能。（10kWの冷却=約3冷凍トン、36,000BTU/時間、約1万キロカロリー/時間）
● 太陽熱温水やガスなどのコジェネとの相性が最高。
● 省エネが進むヨーロッパで、規模の大小を問わず、データーセンターなどの省エネ・グリッド電源代替えの目的で広く使われています。
■吸着式冷凍機導入のメリット
● 従来未利用の低温排熱や太陽熱を利用することができるため省エネが可能です。
● 冷媒は水で、特定フロンや代替フロンを使わない環境調和型の冷凍機を構築することができます。
● 圧縮機の代わりに吸着現象を利用するため騒音や振動が少ないです。
● 取り扱い主任者などの規制を受けず、メンテナンスが容易です。
■吸着式冷凍機の仕組み
| 蒸 発 | 真空状態の蒸発器には冷水の通るパイプがあり、パイプ上にスプレーされた水が蒸発します。
このとき冷媒の気化熱で管内の水は熱を奪われ冷やされます。冷水が製造されます。 |
|---|---|
| 吸 着 | 塗布熱交換器は、蒸発器からの蒸気を吸着します。 |
| 脱 着 | 熱交換器の内側に温水を通すことにより蒸発器からの水蒸気を吸着した吸着材を加熱します。
加熱された吸着材から水蒸気が発生し、発生した水蒸気は凝縮器へ移動します。 |
| 凝 縮 | 凝縮器の中には冷却水の通るパイプがあり、熱交換器で発生した水蒸気はパイプ外側で 冷やされて水になり蒸発器へ再び蒸発します。 |
| 熱 源 | 冷却水と温水を約５分ごとに入れ替えます。これで冷水を連続して作ることができます。 |
＜大きさ・サイズ＞
| 10kWタイプ | |
|---|---|
| 幅 | 875 mm |
| 長 さ（奥行） | 765 mm |
| 高 さ | 2,003 mm |
| 重 量 | 370 kg |
| 30kWタイプ | |
|---|---|
| 幅 | 875 mm |
| 長 さ（奥行） | 1,864 mm |
| 高 さ | 2,003 mm |
| 重 量 | 1,200 kg |
＜代表的運転 ：温度/水量条件＞
| 10kWタイプ | |
|---|---|
| 温水入口 | 72 ℃ / 2,500 l/h |
| 冷水出口 | 15 ℃ / 2,900 l/h |
| 冷却水戻り | 27 ℃ / 5,100 l/h |
| 30kWタイプ | |
|---|---|
| 温水入口 | 72 ℃ / 6,300 l/h |
| 冷水出口 | 15 ℃ / 6,600 l/h |
| 冷却水戻り | 27 ℃ / 11,400 l/h |
お問い合わせ
下記よりお気軽にお問い合わせください。
